虫歯治療のCR(シーアール)ってどんなことをしているの？

こんにちは(^^)
皆様いかがお過ごしでしょうか？？さて、今回お伝えさせていただくテーマは···
「虫歯治療のCR(シーアール)ってどんなことをしているの？」と言う疑問にお答えします！(^-^)

皆さん、虫歯の治療と聞いて初めに思い浮かべることはどのような事でしょうか…？多分ですが、多くの方がその内容についてはご存じないかもしれません>_<

「キーンと言う機械の音がして虫歯を削る…」の、その後の治療はどのような事をしているのかという事を今回は皆さんに知っていただきたいと思います！(*^^*)

まずは、虫歯の進行状況によって治療の仕方や、種類が異なるのでその事についてご説明させていただきます…！今回は分かりやすいように画像を使っていこうと思います！(o^^o)

虫歯の進行度と治療法

虫歯が進行し治療が必要になってくるのがC1、C2、C3のステージです。

C1

症状	無症状、少ししみる場合があるなどの症状が出る。
治療方法	虫歯を少し削って取り、歯科用のプラスチックの材料で埋める。

C2

症状	無症状、冷たいものがややしみるなどの症状がある。
治療方法	削って形をとり、金属などの小さい詰め物を詰める。

C3

症状	かなりしみる、熱いものもしみて、ズキズキと痛みが出る、歯茎も腫れるなどの症状がある。
治療方法	ここまでの虫歯になると、まずは神経を取る治療から始まり、最終的には土台を根っこの中に入れて「大きい」被せ物を被せます。また、次の回に「根っこの治療について」は詳しくご説明させていただきます♪

C4

症状	歯がほとんどない、根っこまで侵食されている
治療方法	ここまで進行してしまうと治療は『不可』で抜歯の対象となります…！>_< その後の治療は、入れ歯やインプラントの治療が主になります。

さて、虫歯の進行度についてはお分かりいただけましたでしょうか？実際にどの様な治療をしているのか、詳しく見ていきましょう(^-^)♪

CRについて

まずは、ステージ表の『C1』が、主に対象となる治療方法で今回のテーマにある『CR(シーアール)』についてご説明させていただきます！

虫歯治療(CR)の流れ

虫歯になっている悪い所を綺麗に削ってとります。
ボンディングと呼ばれるお薬を塗ります。
そのお薬を固める為に特殊なライトをあてます。
その方の歯にあった色味の材料を選び、削った場所に詰めます。
その材料を固める為に、特殊なライトをあてます。(綺麗にしっかり詰められるまで、④と⑤を繰り返します)
最後に材料を埋めたところの高さを調整して終了です。

この治療方法を歯科用語で『CR(シーアール)』と主に呼びます。

まとめ

沢山、難しい用語が出てきて混乱された方もおられると思いますが、やまもと歯科での虫歯治療の『CR』はこの様にさせていただいております！

少しでも皆様の治療に対する不安や、疑問が少なくなる様に務めて参りますので何かご不明点がありましたらお気軽にお尋ねくださいね！︎^_^

次回は「根っこの治療ってどんなことをしているの？」についてお話しさせていただきますのでお楽しみに···！！︎^ ^

この記事を監修した人

やまもと歯科大久保院院長
山本康博

院長の山本は、一般歯科から専門的な治療まで幅広い診療を提供し、地域の皆様の口腔健康をサポートしています。国立東北大学歯学部を卒業後、滋賀医科大学医学部歯科口腔外科に入局し、総合歯科や複数の医療法人で院長を歴任。2018年にやまもと歯科大久保院を開院しました。歯科医師臨床研修指導歯科医師(厚生労働省)の資格を持ち、日本口腔インプラント学会会員として専門的な知識と技術を習得。ストローマンインプラントマスターコースをはじめとする多数の研修に参加し、「家族と同じように、想いを込めて治療する」という理念のもと、患者様に寄り添った丁寧な歯科医療を提供しています。