こんにちは、やまもと歯科大久保院です!
今回は、「いつ子供の歯から大人の歯に生え変わるのか」についてお話ししていきたいと思います。
子供の歯(乳歯)が生え揃うまで
まず、子供の歯(乳歯)は大体生後8ヶ月頃に下の前歯から生えて来る事が多いです。
上の前歯は10ヶ月に、1歳頃には前歯上下4本生えてきます。
そして1歳半頃には、奥の歯が生えてきます。その後、乳犬歯と呼ばれる歯が前歯の間に生えてきます。
大体2歳半〜3歳には乳歯が生え揃います。乳歯は5本ずつなので、全部で25本になります。
大人の歯(永久歯)へ
生え変わる時期
そして大人の歯(永久歯)へ生え変わる時期ですが、大体6歳から生え変わりが始まります。
皆さんは、6歳臼歯と聞いた事はありませんか?これは、6歳頃に生えてくる歯で永久歯と言います。つまり大人の歯の事です。
もちろん個人差はありますが、生まれて初めて生えてくる歯が6歳臼歯と言われています。乳歯列の一番奥の前から6番目の歯が6歳臼歯です。
6歳〜7歳頃には、前歯も生えてきます。もちろん個人差はありますが、その後もどんどん生え変わっていき、12歳〜13歳頃には全ての永久歯が生え揃います。
乳歯と永久歯が混合している時期の事を混合歯列期といいます。
乳歯はいずれ生え変わるので、虫歯になっても大丈夫かと思っている方もおられるかもしれませんが、12〜13年永久歯が生え揃うまで使う大事な歯達です。歯を大切にしましょう!
仕上げ磨きをいつまでしたら良い?
乳歯から永久歯に生え変わる時、小学生に上がる頃には1人で歯磨きをしているお子さんもいるかと思いますが、乳歯と永久歯がある混合歯列は歯磨きをしても歯ブラシが届きにくい場所があります。
特に生えかけの永久歯は虫歯になりやすいので、小学生の間は、保護者の方が仕上げ磨きをしてあげると良いです。
中学年、高学年になると仕上げ磨きが難しくなってくると思いますが、自分でしっかり歯磨きができているお子様は少なく虫歯になってしまうリスクが高くなります。
時々、きちんと磨けているか、食べかすや歯石が残っていないかどうかチェックしてくださいね。
最後に
今回は、いつ子供の歯(乳歯)から大人の歯(永久歯)に生え変わるのかという事についてお話しさせていただきました。
わからない事があればお気軽にお声掛けください。